京大卒の主夫

京大は出たけれど、家庭に入った主夫の話

学校

『学校における働き方改革』を親の目線から読む

中央教育審議会が提出した、『新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について』という長々しいタイトルの資料を読みました。長いのはタイトルだけではないのですが。 学校における…

学童保育の「従うべき基準」の参酌化

学童保育の基準廃止 先日、こんなニュースがありました。 digital.asahi.com こちらの記事、何の説明もなくて分かりづらいのですが、厚労省の出している学童保育の「従うべき基準」が「参酌(参考)すべき基準」に変更される、というものです。 そのなかの最…

大津市PTA運営の手引きが見づらいので、一枚にまとめた

大津市のPTA運営の手引き digital.asahi.com 内容もまあまともで、なかなか良い資料だと思います。 が、いかんせん資料が見づらいです。下記から詳細がダウンロードできます。 ついに出た!!!日本初 教育委員会⇒校園長「学校園管理者のための PTA運…

小学校の連絡はたしかに紙だけど、

連絡は紙! 下記の記事。まあ、その通りです。 toyokeizai.net 欠席連絡が一番面倒ですね。近隣の友達に「休みます」という旨を書いた連絡ノートを学校に持っていってもらう、というものです。 そのへんのアナログさについては、このブログでも、詳しくは下…

ウチの子どもの習いごと【雑感】

習い事について、我が家の例を。雑感なので、まとまってなくて読みづらいです。 就学前は全て保育園にお任せ ウチは、就学前の幼児期には特に習い事はさせませんでした。 保育料もそこそこ高いし、私が働いていないし精神的に不安定なおかげでそんなに余裕が…

校長先生と教頭先生と飲んできた

先日の学童の記事、話題を提供してくださった髙崎さんにお見せしたところ、好評いただいたので、ちょっとホッとしています。なので、今回は閑話です。 PTAのパパの会 少し前の話です。PTAのパパの会主催で、学校の通学路をみんなで歩いてみようという企画が…

フランスの学童との比較。放課後の『時間』

先日、学童についての記事を書きました。その後、twitterで何件か学童関係者からの反応があり、また興味に任せていろいろと調べています。 lazyplanet.hateblo.jp 『学童』と何か そもそも『学童』が何を指すのか、というところを明らかにしないとそもそもの…

長い長い放課後のはなし【学童】

『放課後』の子ども ”子どもは幼稚園や保育園、小学校が終わった後の放課後、どのような環境でどのように過ごすのが理想的なのだろうか?” と、疑問を投げかけるのが、下記の記事です。 toyokeizai.net うちの子どもは「学童保育」に預けていますが、親が専…

子どもの好きな色、ダサピンクからの変化

小学校の授業参観に行くと、一年生のランドセルの色は、黒や赤はもはや少数派で、ピンク・キャメル・ラベンダー・グリーン・水色といったさまざまな色が、散り散りに(出席番号も男女混同なので)並んでいて賑やかでした。 誰が、どんな色を使ってもいい、と…

運動会、どこから撮るか?どう撮るか?

先日、運動会がありました。最近は、春に運動会が行われるのも一般的になってきました。ウチの学校は、たまたま今年だけだそうですが。 はじめての小学校の運動会でしたが、保育園の時とは規模も迫力も全然違い、とても見ごたえのあるものでした。入ったばか…

『体操服の下に肌着は着てはいけない』で植え付けられる抵抗感

先日、『 体操服の下に肌着は着てはいけない』という学校の謎ルールについて、学校とやり取りしました(※連絡帳で)。 奇しくも、SNSでも話題になっていたことのようで、朝日新聞も下記のような記事を出しています。 www.asahi.com うちの子は、それほど…

大学無償化で教育格差は是正されるか?

前回の続きです。 lazyplanet.hateblo.jp 前回の記事では、 ・大学無償化は低所得者のみ、大半は出世払い ・学費の親負担→学生負担への移行 ・学費以外の親の負担は多い というところを確認しています。 親の負担に依存する以上、親の資力の差によって、大学…

教育格差は当然なのか?

以前、こちらの記事が話題になりました。ベネッセと朝日新聞が共同で実施した「学校教育に対する保護者の意識調査」の最新版の結果をふまえた記事です。 www.asahi.com 詳しい統計データは、こちらから。 berd.benesse.jp 問題の設問は、次のようなものです…

半強制的な参加で得られる「ご近所」という資源

子どもだけで学校に行くということ 娘が小学生になりました。 ようやくそれが実感できたのは、子どもが「行ってきまーす」と家を出て行って、妻と私だけが家に残されたときです。 子どもの声もなく、静かな二人だけで過ごすリビングで「なんだ、このすごく穏…