京大卒の主夫

京大は出たけれど、家庭に入った主夫の話

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『社会学はどこから来てどこへ行くのか』という問い

タイトルの本を読みました。 ある程度、文系の思想史に明るい人、社会学系統の大学院生向けだと思います。出てくる著名な研究者、知らなくても読めるけど、知らないと何の話か全く分からない気がする。というところで、あまり親切な本ではありません。 私も…

間接部門にも家庭にもハイスペPCは必須です

これ、開発やSEの人に限ったことではないです。経理や人事などの間接部門、さらには家庭を含むすべての働く人のPCは高スペックなほうが幸せです。 エンジニアにクソスペックのPCが割り振られていた現場についての個別事例について: 不倒城 いまどきスマホで…

我が家のサブスクリプション整理

サブスクリプション(定期購読)型のサービスが流行ってます(以下、サブスク)。 分かりやすく言えば、月額何円払えばサービス使い放題、みたいなやつです。 昔からあるものでいえば、携帯電話のオプションだったり、怪しい通信会社の契約だったりと悪質な…

ボランティア以上に過重な東京五輪労働への懸念

東京オリンピック・パラリンピックのボランティアは、とりあえず目標の人数には達したようです。 www.nikkei.com 一方で、そのうちの何割が離脱するのか、実際に来てくれるのか、さらには専門性の高い運転などの移動サポートなどの集まりにくい業務の補充人…

「文系大学教育は仕事の役に立つのか?」という問い

タイトルの本を読みました。 文系大学教育は仕事の役に立つのか―職業的レリバンスの検討 作者: 本田由紀 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版 発売日: 2018/08/31 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る タイトルだけでお腹いっぱいにな…

落書きの「意味」を考える

なんとも反吐の出る話なので、精神的に調子のいいときに読んでください。 東京入国管理局さんのツイート: "~落書きは止めましょう~ 11月19日早朝,港南大橋歩道上にて。 表現の自由は重要ですが,公共物です。 少しひどくはないですか。。。… " 落書き…

学童保育の「従うべき基準」の参酌化

学童保育の基準廃止 先日、こんなニュースがありました。 digital.asahi.com こちらの記事、何の説明もなくて分かりづらいのですが、厚労省の出している学童保育の「従うべき基準」が「参酌(参考)すべき基準」に変更される、というものです。 そのなかの最…

主夫+αのキャリアポートフォリオ

主夫の私ができること 主夫って何ができるの?と聞かれることが多いけど、結局はその人に拠りけりです。 その人の生育環境・キャリア・仕事経験が、家庭内の仕事の仕方に大きく影響を与えるからです。 システムが好きな人は、GoogleやSlack、Trelloなど様々…

主に大人向けの絵本のはなし

今週のお題「読書の秋」 お題が「読書の秋」だったので最近買った絵本の話から、いろいろと連想して主に大人向けの絵本を紹介します。ただのお題記事なので、細かいことは気にしないでください。 そらからきたこいし そらからきたこいし 作者: しおたにまみ…

私は、アニメ絵の絵本はどうでもいい。

主語は親である「私」で、絵本を手に取るのは「私の娘」です。 以下、その前提で書きます。 児童文学の『アニメ絵』論争 www.cyzowoman.com 絵本・児童書の"萌え絵"論争については、私は子どもたちがそれに飛びつくなら、それで結構なことだと思っています(…

ひきこもりの働き方と就労支援

ひきこもりの働き方 下記の記事に呼応して書きます。あんまりまとまってないので、ご承知ください。 nyaaat.hatenablog.com 「主夫」をしていて思うのは、主夫も慣れてくるとだんだん「ふつう」になることです。「ひきこもり」も長期的になるとそれが「ふつ…

フェミとオタクと社会学者という釣り針

閑話です。 このブログは主夫の書いている育児ブログですが、一応、文学部の社会学専攻卒なので、ここ最近の騒動はあまり他人事には思えません。 一通り統計も研究の作法も習ってはいるので、なるべくは資料にあたりつつ、自分ごとについては「主夫」という…

はじめてのサッカー観戦と子どもの団体スポーツ

女子サッカーを見に行く 先日、「放課後の時間を考える」という記事を書いたところで、子どもの習い事、あるいは子どものスポーツについて、いろいろと興味が出てきました。 lazyplanet.hateblo.jp そこで、スポーツ観戦なんて人生で2,3度しかない私ですが…

大津市PTA運営の手引きが見づらいので、一枚にまとめた

大津市のPTA運営の手引き digital.asahi.com 内容もまあまともで、なかなか良い資料だと思います。 が、いかんせん資料が見づらいです。下記から詳細がダウンロードできます。 ついに出た!!!日本初 教育委員会⇒校園長「学校園管理者のための PTA運…