小学校の連絡はたしかに紙だけど、
連絡は紙!
下記の記事。まあ、その通りです。
欠席連絡が一番面倒ですね。近隣の友達に「休みます」という旨を書いた連絡ノートを学校に持っていってもらう、というものです。
そのへんのアナログさについては、このブログでも、詳しくは下記の記事でかいています。ちなみに、うちは公立校です。
これは地域ネットワークの必然性をあえて作るために、やってるものではないかと思われます。面倒なやり取りが発生するシステムをわざと作って、子ども同士、親同士でつながりを作りやすくする、というものです。
私は、上記のように解釈しています。
わざと、面倒なシステムを作ってるんだ、と。
実際、本当に緊急な連絡は、全てメールで配信されています。
近所に不審者が出たので、集団下校しています、今日の放課後教室(※学童とは別です)は雨で中止です、地震や台風など災害発生時の対応、などなど。
それできるんなら、普段の連絡もメールのほうが楽じゃない?と思うのです。先生もそんなのとっくに分かってると思います。
単焦点プロジェクタで授業
あれ?意外とシステム化してるじゃん、と思ったのが授業参観のこの一コマです。
単焦点プロジェクタで教科書をホワイトボードに写し出して、そのうえの文字を先生がなぞっています。子どもの教科書と同じように表示されていて、しかも見やすくていいですね。
商品検索すると、こちらのものでしょうか・・。なかなかいいもの使ってます。
算数の授業などでも、同様にしていました。黒板、いらなくない?
荷物重い問題
これも、先生のほうも騒がれてるのもよくご存じでした。なるべく分散して持ち帰るようにしたり、事前に重いものは授業が少ない日に持ってこさせるようにしているようですが、子どものほうがそれを忘れることも多いです。
ウチの場合は『置き勉』自体は、特に禁止されていません。
宿題も、計算ドリルや漢字ドリルで、それ専用のノートがあるのですが、学校で預かってくれて、宿題のあるページだけコピーして渡してくれます。それだけでも荷物が軽くなるのでありがたいです。
それよりも、n=1の話ばかりで申し訳ないのですが、うちの子はなぜか「秘密のレシピノート」とか「イラスト帖」とか余計な荷物をいつも使わないのに鞄にずっと入れていて、 そのせいで重かったりします。あと、なぜか色鉛筆も。
「なんでこんなの入れてんだよ!」と怒ってみても、子どもには効果がありません。子どもにとっては大事なもののようです。
欲を言えば、ほとんどすべての教科書は学校に置いておきたいです。
文房具も学校と家にそれぞれ置いておいて、手ぶらで学校に行って、手ぶらで家に帰ってこれるのが理想ですね。
以前勤めていた会社では、そんなふうに会社に来ている人もいましたが、それでもなんとかなる世の中です。
給食費その他の振込
こちらも、お金を用意して子どもに集金袋を渡して・・・なんてことはなく、口座引落です。ただ、その引落口座が指定の銀行のみで、平日の窓口に行って証明書をもらわないといけない、というトラップがありました。
ただ、それさえクリアすれば、後は楽チンなので、オリンピックボランティアのフォームよりずっと難易度は低いです。
2,3周遅れてはいるものの…
インターなどに通ってる人の話とかを聞くと児童全員にメールアドレス付与してたり、進んでいるなぁとは思うのですが、私はもともと学校に対する期待値は高くないので、そんなものかなぁと思っています。
それよりも、先生の事務仕事や過重労働のほうがよっぽど問題で、そのストレスが子どもに負の影響を与えていないかどうかの方が心配です。
それに関しては、現状非正規の学童指導員がフルタイムで働いて、昼間の先生の仕事を軽減してくれればwin-winじゃないかなぁと思うのですが(詳しくは下記)、学校と学童が接続していない現状を変える政治的な力はまだ働いていないようです。
まとめ
個人的な感想ですが、学校の業務の一部にシステムを導入したところで、大した負担軽減策にもまして親の働き方に影響を与えるほどのインパクトのあるものにもならないんじゃないかな、と思っています。
むしろシステム化しきれなくて、結局、紙とITとの二重稼働みたいになって、余計に負荷がかかる可能性のほうが大きいです。(←行政システムにありがちなやつ)
そんな話はたぶんシステム屋界隈にいっぱい転がっていると思うのですが、私は専門外なので、「絶対に失敗しない、学校の諸々の業務に対するシステム導入」みたいな話があれば、ぜひ知りたいです。