京大卒の主夫

京大は出たけれど、家庭に入った主夫の話

『体操服の下に肌着は着てはいけない』で植え付けられる抵抗感

先日、『 体操服の下に肌着は着てはいけない』という学校の謎ルールについて、学校とやり取りしました(※連絡帳で)。

 

奇しくも、SNSでも話題になっていたことのようで、朝日新聞も下記のような記事を出しています。 

www.asahi.com

 

うちの子は、それほど汗をかく方ではないし、まだ小学1年生なので、個人的にはどっちでもいいのですが、妻が非常にモヤモヤしているのと、子どもが「先生がそう言ったから」と頑なに肌着を着ることを拒否していて(思考停止状態)、険悪なムードになってしまっていたので、学校と少しやり取りすることにしました。

学校と親、それぞれの主張

学校側の主張は、「体育で汗をかいたままの肌着をその後もつけていると、汗で体が冷えて風邪をひくから」というものです。

ただ、子どもは体操服を毎日持って帰るわけではなく、週1で持って帰ってきています。

直に肌が触れた体操服をそのまま置いておくのも不衛生なのでは?という疑問が浮かびます。また、今どきの肌着は速乾性のあるものが多く、汗で体が冷えてしまうのか?どうか疑問です。

さらに、上記の対応は1年中、冬もそうしているようで、肌着着ないのはさすがに寒いのでは?という疑問も浮かびます。

そして、SNS上の議論でもある通り、肌着にはプライベートゾーンを隠す、という役割もあります。さすがに高学年ともなれば、肌着を着る子も多いしそれらは個別に判断できるでしょうが、低学年のうちは気にしなくていいものなんでしょうか。

 

そこで、学校側に、上記の疑問を投げかけてみました。

そのうえで、個別の対応をしていいのであれば、その旨をあらかじめ「お知らせプリント」などで示してほしい。家庭での生活指導と異なるため、子どもが混乱している、と伝えました。

 

回答としては、

・体操服は、毎日洗うために持ち帰っても良い(ただ、そうしない子のほうが多数)。

・体操服が乾かなければ普通の白Tシャツでもよい。

・冬でも汗をかく、高学年は肌着を着ても良いとしている。

そして、

1年生に、人によっては肌着は着てもいいし、着なくてもいい、というと混乱を招く。学校では、一律の指導しかできないため、今後もこうしたことはあると思うが、疑問があれば常になげかけてほしい。個別に対応は考える。

という内容でした。

 

「人と違うこと」への抵抗感

結局のところ、強制力のあるルールでもないので、自由は自由なのです。

でも、1年生の子どもにとっては、学校の先生に「肌着は着てはいけません」と言われていて、自分だけが肌着を着る、ということには抵抗を感じるものです。そりゃそうだろう、と思います。子どもも、皆と違うのは嫌、と言っています。

 

そして、おそらくそうした抵抗感は、高学年になっても続きます。少し発育が早く、自分だけが肌着やスポーツブラなどをつけている、ということに「周囲と違うことをするのは嫌」という抵抗感が生まれても仕方のないことなのでは、と思います。

朝日新聞の記事では有料部分に、もう少しこのことは詳しく記されていますが、子どもだからといって、「自分で管理する権利」を軽視しているのではないか、という批判はされて然るべきだと思います。

 

私も妻もモヤモヤしたのは、謎のルールを押し付ける学校に対してではなく、人と違うことをする抵抗感を植え付ける教育、の思想です。

衛生上の問題やプライベートゾーンの問題は、それに比べれば些細なものです。

 

子どもには、学校と親の考えることをそれぞれ伝えたうえで

『汗をかきやすい子もいるし、恥ずかしい子もいるし、いろんな子がいて、親もいろいろ考える。学校の先生は一人しかいないから、皆に一度に同じことしか言えないけど、本当はいろんなやり方がある。そういうやり方でもいいですか?って先生に聞いたら、「いいよ」って言ってくれたから、自分で考えて好きなようにしていいからね。』

と、伝えました。

 

理解したかどうかは分かりませんが、同じような問題は先生の言うように今後もたくさんあるかと思います。

(強めに言えば)比較的分かってくれる先生なので、今後も少し強気でかつ平和的な解決を心がけていきたい次第です。先生も忙しいのは重々承知していますので、簡潔に連絡帳レベルで済ましたいものです。

 

togetter.com