京大卒の主夫

京大は出たけれど、家庭に入った主夫の話

minimo(ミニモ)で0円カットしてもらってる

タイトル通りの話ですが、最近『minimo』というアプリで美容院を予約して、無料でカットしてもらっています。

まだ2回ほどしか使っていませんが、なかなか便利です。

minimodel.jp

なぜ無料なのか?

美容師側も0円カットの場合、利用手数料は無料になります。

無料でカットモデルを集められる、というのが最大のメリットです。無料以外のメニューも比較的手数料が安い、というのもメリットですね。

media.minimodel.jp

デメリットとしては、低価格であるがゆえに再来店の可能性が低い、というところですが、それはどの広告媒体でも共通の悩みかもしれません。

 

そうしたモデルを探すアプリはいくつかあるようですが、minimoの場合、CMなども積極的に出しており認知度が全く違うようです。また、集客は店単位ではなく、美容師さんの個人単位で行っています。そのため、確実に自分のための客が来てくれる、というのも魅力のようです。

この手の個人店は集客にホットペッパー等のサイトを頼りがちですが、それなりに高い広告料を搾取されていますので、迂回路としてこうした集客方法が生まれたのは、いいことだと思います。

 

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0円カットモデルの場合、入社1年目~3年目くらいまでの新人が切るので、営業時間外で、店長のチェックがこまめに入るなどで、多少時間はかかります。最終的に店長が微調整してくれるので、仕上がり自体は全く問題ありません。

また、だいたいは、初回限りのサービスになります。次も0円がいい、という場合はほかの店かスタッフを指名することになります。

 

ちょうど近くに0円カットの美容師が数名いて、かつ募集時間帯が合えば、とてもお得にカットしてもらうことができます。

 

失敗しないために

新人のカット、しかも0円というところで、当然失敗するリスクもあります。心配な場合は、なるべくそれを低減するための対策も多少しておいた方がいいかもしれません。

 

・美容師の口コミ評価を見る

ホットペッパーなどから店の情報・評価を確認する

・事前に詳しくやり取りする(チャットのような感じでできる)

・当日も、できるだけ注文を詳しく、仕上がりの不満も伝える

・ベテラン・店長のチェックを必ず受ける

 

無料だからといって、遠慮することはなくいろいろ言ってもらった方が美容師さんもいい練習になる、とのことです。新人とはいえ、美容学校を卒業した資格をもったプロではあるので。

また、客単価が低いから、新規客だから、といって手抜きをする美容師ももちろんいるかと思うので、その点は注意が必要です。店長のチェックがあればあまりそうしたことは無いと思いますが、コメントのやりとりがほとんどない美容師などは警戒したほうがいいかもしれません。 

 

美容室の再来店の課題

minimoは、0円でカットしてもらえるという点では、非常に魅力的ですが、美容師側としてはそういう客は再来店してもらいにくい、というパワーバランスの悪いサービスでもあります。

再来店をしてもらいたい場合は、

・その場でLINE@に登録してもらう

・1,2か月後のフォローをする

・その場で次回予約を勧める・クーポンを渡す

・おすすめの美容品を特別価格で販売する

など、アプリ外での接客マーケティングが必要になろうかと思われます。

 

私のブログらしく一応統計を見てみますと、現在全国の美容室の数は25万件あります。

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平成29年度衛生行政報告例の概況|厚生労働省

コンビニは約6万件、歯医者は約6万8000件です。薬局も約6万件。

圧倒的に数が多いのは美容室ですね。だからこそ、リピーター率は大事なんだと思いますが、かといって新規客も大事だし、マーケ分析するにはその数が多いに越したことはありません。

 

だんだん誰向けの記事なのか分からなくなりましたが、美容師さんに伝えたいこととしては、0円のリピート率の低いであろうお客さんであっても、それなりに有益に思ってくれたら、客としては嬉しいです。こちらも、練習台にどうぞ使ってください、という気持ちでやっています。

 

まあ男性の場合、安く済ませたい方は、1000円カットだったり、バリカンなどで済ませる人も多いかもしれません。 

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 それはそれで、安いと思いますが、失敗のリスクはどの方法でもあると思うので、安心を求めるなら、「行きつけ」の美容院が一番ですね。

 

美容文藝誌 髪とアタシ 第三刊「考える髪」

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