京大卒の主夫

京大は出たけれど、家庭に入った主夫の話

小学1年生の夏休みを振り返る

今週のお題「#平成最後の夏」

夏休みももう終わりですね。

小学1年生の娘は今年初めての夏休みでした。といっても、お盆や土日以外はほとんど学童に行っていたので、夏休みといって特別普段と変わったことがあったわけではないですが、学校の教室に行かない、というだけでもずいぶん違うようです。

 

夏休みの長い時間をいかに過ごすか、というのは半分くらい親の課題です。

お弁当は作らなきゃいけないし、宿題もたくさんあるし、宿題だけだと飽きるし、夏の思い出的なこともあったほうがいいかななんて思うし、暑くてパフォーマンスが低下する時期なのに普段よりもハードワークが強いられます。

 

そんな夏休みですが、ウチはこうして乗り切りました、という事例紹介です。

タブレット学習

ウチでは進研ゼミやスマイルゼミなどの月額制のものは何もやっていません。ですが、このご時世、タブレットで学習したほうが効率がよく、子どもも食いつきがいいことから、無料あるいは低額でできるものを夏休み期間に導入しました。

 

一つは『Think!Think!』というよく知られたアプリです。ゲーム感覚でいろんな思考パズルを解いていく、というゲームです。現在は無料で1日10分利用することができます。今後、月額300円の有料コースを設け、無料でできる分は制限するとのことです。

think2app.hanamarulab.com

もう一つ導入したのが学研の『おうちゼミ』です。

こちらは、テキストの内容とアプリが連動する形になっています。本は3,000円ほどで購入できます。(運が良ければメルカリで相場2,000円ほどで買えます。)

基本はテキスト学習ですが、アプリもあることで子どものモチベーション管理ができる、というところです。これも1日10分が目安です。

1年生の学習 こくご・さんすう・りか・しゃかい (学研おうちゼミ)

1年生の学習 こくご・さんすう・りか・しゃかい (学研おうちゼミ)

 

『Think!Think!』が思考力や想像力を養うのに対し、『おうちゼミ』は学校のカリキュラムに沿った予習・復習型の勉強をするものになります。どちらも伸ばしておくことで、地頭と実践力が身につくといいな、とやらせてみました。

・学童

夏休み中も学童は空いています。午前中に学校のプールに入り、それから学童に行くというパターンが多かったです。学童でも勉強の時間を設けてくれていて、大半の宿題はそこで済ませました。学校の宿題はすぐ終わるので、何冊か学習ドリルを購入しています。繰り上がり繰り下がりの足し算・引き算、漢字ドリルなど、ずいぶん先の学習まで済ませています。

すみっコぐらし学習ドリル 小学1年のたしざん ひきざん

すみっコぐらし学習ドリル 小学1年のたしざん ひきざん

 

 

・トンネルアート

たまにブログでちょくちょくと写真を載せています。

学校からいろんなプリントをもらってくるのですが、その中の一つで学校近くの高架下トンネルの壁に絵を描こう、というNPO団体と市の共同企画がありまして、応募しました。

こうした大きな絵を描く機会もなかなか無いかと思います。夏の思い出作りと、ちょっとしたアートを学ぶ目的で。作業自体は1~2時間を6日ほどでしたが、7月の土日はほぼこれで埋まりました。

そのほか、伊丹市美術館という素晴らしい美術館が近くにあり、ミッフィーで有名なディック・ブルーナ展、スイミーで有名なレオ・レオニ展が夏休み期間に続けて開催されていたので、どちらも鑑賞しました。半ば親の趣味の領域ですが、親の趣味がそのまま子どもの文化資本になると思っています。

 ・自由研究

一番頭を悩ませたのが、これでした。

1年生だから作品作りにしておけばよかったかも、と思いつつ、妻の意向も強く「地震に備えた防災対策」がテーマの自由研究を仕上げました。大阪で起きた地震を踏まえての内容です。

どんなものを備えればいいか、子どもにも知ってもらいつつ、家族で内容を共有でき、家の防災対策の見直しにもなって、成果物が自由研究として出せる、というかなり親の都合が入りすぎた内容のもので、子どものモチベーションを保つのがとにかく大変でした。最終日に涙目になりながらも、なんとか終わらせました。

子どもをその気にさせるために、外部のイベントにも参加しました。

www.intex-osaka.com

いろんな企業や自治体関係者が、自社の宣伝も兼ねて自由研究のヒントを与えてくれるという素晴らしい企画です。ここで、消防署による地震体験イベントに参加しました。こちら、思いっきり平日開催なので、親二人とも休みを取って参加しています。

 

・実家への帰省

遠方にいる祖父母の力を借りることができるのは、夏休みならではかもしれませんが、帰省することがかえってストレスになる場合もあります。

私の場合は、妻の実家に帰るのはいつも少し躊躇してしまいます。自分の実家は、それほどストレスはないのですが、帰るたびに自分の加齢を感じさせられるような発言を受けるのはややストレスです。まあ受け入れるしかないんですが。

2泊3日程度ですが、帰省中はなにかとお出かけするので、子どもは楽しいようです。

今年は、妻がゴールデンカムイの聖地巡りをしたい、と言うので、愛知にある『明治村』に行ってきました。写真は網走刑務所の建物です。奥行があるように見える通路、実は壁に絵が描いてあるだけです。

・やりたかったこと:プール

やりたかったけど、ほとんどできなかったのはプールに行くことです。地震の影響で安価で行ける市民プールが営業休止になり、猛暑の影響で隣市の学校プールが中止になる、などで、府営プールに連日長蛇の列ができる状況になり、とても行く気になりませんでした。

特にプールの習い事はさせてないので、水に親しむことをもっとさせてあげたかったのと、私自身のダイエットを密かに企んでいたのですが、今年は断念しました。

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まあでも、気づけばあっという間に終わりました。夏休み。

皆様本当にお疲れ様でした。

なんとなくエア打ち上げでもしたいですね!