サイボウズ式という、サイボウズ株式会社が運営するオウンドメディアがあります。
中小企業向けのグループウェアなどASPサービスを提供している会社で、社長の青野氏が育休を取ったり、夫婦別姓を認める訴訟を起こしたり、多様な人事制度などと、なにかと話題ですが、メディアのほうも読みごたえがあります。
関西でこういうイベントは少ないのですが、そのサイボウズ式のメンバーと読者の交流会ということで、きっと面白いと思い参加しました。妻が仕事だったので、子連れで。
子連れでMeetupに行くスタイル。#サイボウズ式Meetup pic.twitter.com/Zx4LdfrArx
— yuki ota (@lazy_planet) 2018年8月18日
準備
久々に(ビジネスっぽく?)人と交流するので、名刺を作りました。
参考にしたのは、こちらのHaruさんの記事。
Canvaは、アプリやウェブ上で簡単にテンプレからオシャレなデザインができるサービスです。facebookの見出しやヘッダ、インスタのストーリーやバナーなども簡単に作れるので、オススメです。
ビスタプリントはPDF入稿ができるネットプリント会社です。仕上がりもきれいです。
子連れで行くので、暇つぶしになるものを用意。ぬりえです。あとは私のカメラをてきとうに持たせてます。
『自分の物語を生きる』
テーマ設定は『自分の物語を生きる』というもの。
ワークショップはやや急ぎ足になり、じっくり考えるというよりは瞬発的に話すような感じになってしまいましたが、考えるきっかけになったので、また機会があれば話したいテーマでもあります。
テーマについて掘り下げて書くと、「主夫をしている私」は依存なしには生きることができません。『自分の物語』は家族の物語でもあり、妻や子どもと一緒に成長していく、というのが前提になります。
同時に、「一人でいられる時間」は自分にとって、とても大切な時間です。もともと一人でいるのが好きで、本を読んだり、おいしいコーヒーを淹れたり、音楽を聴いたりする全く実用的でないものに囲まれた時間が、生き抜くためにどうしても必要です。
自立と依存はそのあいだを揺れ動きながら保たれるもので、「なにかに所属し依存すること」と「自立的に動くこと」は平行して行った方が安定する、というような話のくだりもありました。
そして、依存先はたくさんあったほうがいいな、という思いもあります。そうすると、それらは一見『自分の物語』ではないように思えるのですが、それぞれのコミュニティでちょっとずつ話を進めていく、というのもまた面白いのではないかと思うのです。
最近、『ファザーリングジャパン関西』というNPO法人に加入しました。前々から誘われてはいたのですが、面倒だったので避けていました。
ただ、『ブログで主夫として発信していること』をもう少し広げていきたいという思いもありました。主夫もまた、マイノリティの一つであり、特有の悩みや喜びを共有したり相談できる場が圧倒的に少ないからです。
共働きでも専業でも、家事を担うこと、稼ぐこと、それぞれ尊重されるべき、というのは理想です。主夫×主婦、専業× 共働き、多様性×同一性、と対立をあおるのは簡単です。
あえて、これからの物語を考えるとしたら、「主夫であること」に後ろめたさを感じない社会の雰囲気、を作りたいというところでしょうか。
そのために、こういうMeetupにも参加したり、主夫仲間を探して一緒に発信できるコミュニティを作ったり、と続けていきたいです。
子連れで参加するスタイル
今回子連れでmeetup参加しましたが、このスタイル広めていきたいです。
子どもがいるから、こうした勉強会やセミナー、イベントに参加できない、という人は多いと思います。でもだいたいのスタートアップやサイボウズのような理解のある会社主催の者であれば、断られることがないばかりか、歓迎されると思います。
ジュースをこぼしたりと散々迷惑はかけてしまっているのですが、会場全体の緊張をほぐす役目を娘は果たしてくれていたように思います(前向き)。快く迎えてくださった皆さんに、本当に感謝です。
藤村さんが小1の子に「キミの孤独を感じる瞬間はいつや!?」って言いよってる #サイボウズ式Meetup pic.twitter.com/xaylYd1P6Z
— あかしゆか (@akyska) 2018年8月18日
関西のイベント少ない問題
前々から言われていることではありますが、関西でのこうしたイベント少ないですね。
個人的には、熱意のある人はいるけれど、場所が少ないのではないか、と思っています。サイボウズさんは、8月にオフィスを拡張したばかりで、自社内でこうしたイベントがようやくできるようになった、とのことです。
前職でオフィス移転を担当したのですが、これぐらい広いスペースを作りたかったなぁと思います(強烈な反対を食らいました)。
また機会あれば、ぜひこういうイベントに顔を出したいです。