全然更新していなかったのですが、タイトル通り、先月の末に定例総会という一年の締めくくりの会みたいなものがありまして、今年度の自治会長としての役を無事に終えました。
次年度の自治会長も同年代の子育て世代の方が担うことになったので、引き継ぎはもちろんのことですが、なるべくサポートしていきたいと思うところで、まだまだ地域とのかかわりは今後ありそうです。
実際やってる間は更新しづらい
はじめから言い訳です。
自分の悪い癖ですが、実際に自分がいまやっていることを文章にするのって難しいと感じてしまいます。
いろんな「あぁこうすればよかった」「こんな失敗してしまったのに偉そうに書けない」「煩わしいこと多くてブログくらい他のこと書きたい」といった負の感情のほうが大きくなってしまい、向き合うことがうまくできませんでした。
うつ病の治療がまだ続いていて、特に冬場はその影響がひどいのもあるのですが、ようやく春になって無事に肩の荷もおりて、何か書いてもいいかな、と思えるようになってきました。
定例総会で提言したこと
冬以降、地域包括支援センターとのイベントのほか大きな日常イベントもさほど無く、自治会の毎月の会合では、来期以降の活動をどのようにしていくか、ということをずっと話し合っていました。
毎年、定例総会で提案される次年度の活動内容なんて、コピー&ペーストで終わらせていたようですが、今年一年やってみて、
・実際に役員の多くが負担を感じていること
・そのせいで役員になりたくない、自治会に入りたくない人がいること
・世帯の高齢化によって役員のなり手が少ないこと
などが明らかになって、問題が分かっている以上、そこを放置させたまま引き継ぎたくない、という思いが強くなりました。
そこで、
・活動内容の縮小・削減
・非日常のイベントではなく日常の助け合いを重視
という2点を強調し、いろいろと見直しを図りました。
具体的には、
・夏祭り・BBQなどの非日常イベントの縮小・廃止
・他で代替可能な募金の個別集金の廃止
・出前講座・避難訓練などの日常的な福祉・防災面の強化
などを提案し、さらに次のことを試みました。
役員が不在の階・棟も
おそらく多くの団地やマンションで、さらに細かい班や地区、または建物の棟ごとに役員を回したり、階数で回しているところもあると思います。
うちの場合、各棟の階段ごとに一人ずつ選出するルールがあるのですが、どうしても出なかった場合にはそのまま空欄で提出させました。
やりたくないって言ってる人に無理にやらせても仕方無いでしょう。
実際に、名前だけ出して全く一年会議にも出ず、活動もしない人がいる年もあったようですが、そんなの何の意味があるの?
それだけ役員のなり手がいない、やりたくない人がいる、ということを明確にし、負担軽減が迫られている状態にあることを示したかったという思いもあります。
名前だけ出ているのを見て、「ああ今年も無事に役員がきまったね」では問題の先送りにすぎないと思い、問題を明確にさせました。
これには反発も多く、空欄を一度作ると来期以降もこうした事態が起こるという声や、「うちの階段が空欄なんて恥だ!」みたいなお怒りのご高齢者の方の声もありました。”恥”って・・!
それは、たまたま今年はその階段で誰もいなかっただけで、今後どこでも起こりうる問題なんです。あんたが恥じることでもなんでもないただの現実です。
シャンシャンとおしまい
いろいろと考えて、なぁなぁにしたくないつもりでいろいろ理論武装したつもりで総会に臨んだのですが、シャンシャンとおわりました。
納得していない人もいたようですが、あれこれ質問してまで止めるほどでもなかったようで。
結果的には、無事に終わって良かったというところですが、今後本当に負担が軽減されているかどうかはサポートしながら注視していきたいところです。
一年やってみていろいろ良かったなあと思うところも、二度とやりたくないと思うところもありましたが、それはまた別のエントリにして、こういう形式的な会は、とりあえず形に則って終わらせました。