読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

地域と子育て-京大卒の主夫

京大は出たけれど、家庭に入った主夫の話

「夫婦で自治会長」のススメ

自治会

まだ一人で自治会長しているの?

あんまり、使いたくない煽りですが・・・煽りとしては効果的なテンプレートですね。

子育て世代は、子どもを保育園や幼稚園に預ける、マイホームを手に入れる、習い事やサークルに通う、など、地域でのコミュニティも含め、なにかと新しい組織に関わりを持つようになります。

 

そうしたなかで、回ってくるのが「役員」。これがイヤで負担になるから、「PTA」や「保護者会」、「自治会」の類はイヤ!という人も多いのでは。

 

そんな人に、タイトル通りですが、「夫婦で役員をやる」をススメます。

 

 

いつも、不思議だったんです。保護者会の役員名簿には、母親か父親かどちらかの名前しかないし、自治会も、独身世帯もいるとはいえ、夫か妻かどちらかの名前しかありません

f:id:lazy-planet:20150801053022j:plain

「つらいことは、半分こしよう!」と言って、結婚しました。自治会長の仕事もたーくさんありますが、夫婦で協力すれば負担は半分になるんです。

会議には家族で参加 !

自治会の会議って、自治会の内部の定例会以外にも、外部での~委員会っていう会議も多いんですね。

 

lazyplanet.hateblo.jp

でも、ウチはそういった会議に出るとき、どちらかだけ参加するときもありますが、なるべく「家族そろって」 参加するようにしています。つまり、子どもも連れていきます。

 

僕は、たまたま主夫をしていますが、以前は共働きでした。でも基本的には、共働きだったらどう動くか?と考えながら、日々の生活を組み立てているので(主婦や主夫だって「仕事」ですから!)、子どもを連れていくのも辞さないです。共働きで子育てしてるんだから、子どもも一緒に連れてこないと面倒見れないでしょう?

 

保育園の保護者会などでは子どもの姿はよく見かけますが、こうした自治会の会議では皆無です。

でも、僕はあえて、それを続けたいと思っています。それは「共働きの子育て世代でも、こうして役員をやることができるんだ。」と多くの人に知ってほしいからです。

 

内部の定例会では、子どももすっかり慣れてきて、皆に遊んでもらったり、会議が長引くと「もう帰ろうよ~」とみんなの笑いを誘って場が和みます。リミット(=子どもの寝る時間)があるので、会議も長引きません。

 

一応、子どもが遊べるように、塗り絵やおもちゃ、絵本、折り紙などいろいろなものを用意して、ロの字型に並べた会議机のなかで遊んでいます。

会議中、子どもが騒いでうるさい、っていうこともほとんどありません。子どものトイレでちょっと中断するくらいですが、そんな休憩もほほえましく受け取ってもらえます。

f:id:lazy-planet:20140329111357j:plain

 

役員名簿には二人分の連絡先を記載

これも、結構重要です。うちは固定回線は引いていないので、携帯電話、メールアドレスをそれぞれ二つずつ掲載しています。

 

そうすると、何かの用事の際や緊急の連絡の時、どちらかがつながらなくても、もう一方で受けることができます。

また、人や内容によって、同性には連絡しやすい、こういうのは女性に相談したほうがいい、またその逆もしかり、などといったことが生じます。そうしたとき、どちらかが窓口となり、対応することが可能です。

 

もちろん、一人当たりの負担も軽減されます。

 

注意すべきは、情報共有です。どちらかに連絡が来たことは必ず相手にも知らせます。転送だけで良いです。

最近は、60代、70代のかたでも、普通にLINEを使っている方もいるので、「会計グループ」「夏祭りグループ」とか作っています。そうすると、転送とかも不要で、情報も共有できます。(※もちろんITに疎い方も多く、手書きの手紙を頂くこともあります)

 

f:id:lazy-planet:20150704131439j:plain

得意分野の仕事を分担

僕は、会議でのファシリテーション、エクセルやワードの文書作成などは、得意です。

妻は、細かい詰めの作業、確認、役員間の調整といったことが得意です。

お互い、得意なこと、苦手なことがそれぞれあります。会社での仕事だったら、オールマイティにそれらが求められてしまいますが、自治会の仕事であれば、お互いの得意分野に分けることができます。

 

これは、本当に助かっていますし、夫婦でお互いの良さを再確認できるのもとても良いです。同じ職場でない限り、ふだん相手が仕事場でどんなふうに仕事をしているか、なかなか見る機会はないと思います。

お互いの仕事の進め方やマイルールなどで、意見が食い違うこともありますが、それぞれのこだわりや工夫、技術など参考になることも多く、お互いが「仕事」を通して学ぶことができます。

 

何より、これまた負担が軽減されます。特に自分が苦手なことがパートナーの得意なことだったとき、本当にその負担が軽くなります。

負担感は量だけでなく、その内容からも影響を受けます。苦手な仕事ほど負担に感じやすいものです。

f:id:lazy-planet:20150725133722j:plain

 

まとめ

いかがでしょうか?メリットをまとめると、

・仕事量が減る

・連絡窓口が増える

・会議が和む、短くなる

・仕事の工夫を共有できる

・子どもがいると、場が和む

・子育て世代でもできます!

といったところです。

 

でも、ほとんどの家庭では、どちらか一方が「主体」になってもう一方が「サブ」もしくは「やらない」ということになってしまっています。なぜでしょうか?

ひとつは「一人でやったほうが早い」病がここにもあるのかもしれません。協力してやるほうが、面倒と。お互いの仕事に理解がなく、夫婦仲が普段から悪ければなおさらですね。

 

(稼ぐための)仕事の少ないほうが、(善意で無償の)仕事をやるべき、という主張もあるかもしれません。

特に、男性はそういう意識の方が多いのでは。確かに、その時間分残業していたほうが、経済的な合理性は高いかもしれません。しかし、本当にその稼ぎ、というか「残業」は必要なものなんですか?

長時間労働によって、犠牲になったもの、失われたものは近年の社会科学領域においても徐々に明らかになっています。

 

地域での男性の居場所、家族の時間、地域のつながり。女性の就業機会、そして夫婦仲。

僕にとっては、大切にしたいものは、むしろそうした会社に奪われそうになったもの達でした。

だから、こうしてそれらが得られるようになって、本当に良かったと思っています。

 

自治会やPTAは本当に大変な仕事も多いですが、二人でやるととても負担が減るのは間違いありません。

ぜひ、「夫婦で自治会長」をオススメします!