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地域と子育て-京大卒の主夫

京大は出たけれど、家庭に入った主夫の話

主夫の仕事。家事の10分類とは?

 

主夫していて、自分の時間をなかなか持てないなぁ、と思うことが結構あります。でも、なんか、「主夫や主婦ってすごく時間があって、ママ友どうしでお茶しながら談笑して~」ってイメージってありますよね。「いや~、忙しいよ」、といっても何が忙しいのか、なかなか分かってもらえません。

 

<主夫の仕事は間接部門>

主夫や主婦って一日を何して過ごしてるんだろう?

とか、どのくらい暇があるんだろう?

そもそもどんな仕事があるの?

 

たぶん、いろんなことが「見えにくい」せいだと思います。

 

主夫の仕事である「家事」は誰もが各家庭で行うものでありながら、その多くが外からは閉ざされた「家」のなかで行われるものなので、その一日の仕事の組み方や実態が見えづらく、また家のつくりや地域・家族構成によってもまったくその内容は異なります。

 

会社ごとに、組織のルールや暗黙知に違いがあるように、家庭ごとにさまざまなルールや暗黙知があると思います。会社を家族に例えることがありますが、家族を会社に例えてみると、主夫の仕事は総務や経理といった「間接部門」の仕事であるとも言えます。

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<家事の10分類> 

シュフの4コマ漫画「カタルエ」を運営し、オンラインサロン「家事研究部」を主催するムーチョさんは、家事の内容を10項目に分類しています。

1.料理 2.掃除 3.洗濯 4.収納 5.家計管理
6.保守 7.育児 8.交流 9.介護 10.潤い

それぞれ、

1.料理
 ・献立プラン、買い物、調理、食器洗い など

2.掃除
 ・トイレ、キッチン、風呂、床 家の設備の掃除 など

3.洗濯
 ・服やリネン類の洗濯と乾燥、アイロンがけ など

4.収納
 ・片付け、仕分け、ラベリング など

5.家計管理
 ・生活費管理、保険・不動産、その他金融資産の管理 など

6.保守
 ・庭の雑草むしり、壊れた棚の補修、電球の交換 など

7.育児
 ・園や学校の調整、教育指導、身の回りの世話 など

8.交流
 ・近所の家、町内会や自治会、管理組合、PTA など

9.介護
 ・病院や施設の調整、身の回りの世話 など

10.潤い(!?)
 ・花を飾る、お誕生日会や旅行の企画、マッサージ など家族が喜ぶことなんでも!

 (家事研究部より抜粋)

synapse.am

 

僕も家事研にお世話になっています。

ここでも、その10分類を引用し、分析していきたいと思います。

この「家事の10分類」。そういえば、そういうのも含まれるよね、というものが意外と多くないですか?

 

料理・洗濯・掃除・家計管理などは、身近に感じるところかと思います。また育児や介護は、対象者が家庭にいるかどうか、でまた異なります。

それ以外の、4.収納 6.保守 8.交流 10.潤い 等はどうでしょう?

 

たとえば、給与明細や年賀状・ハガキ、取説、といった書類だったり、文房具、医薬品、台所用品、DVD、写真データといったものは、きちんと分類され、「使いたいときにすぐに使える」ように管理されていますか?

 

町内会、自治会、管理組合やPTA、あるいは友人との交友関係の維持。

オフィシャルな前者の交流は、効率化など見直すべきという議論もあるかとは思いますが、その地域で安心して暮らすための治安の良さを維持するものとしては欠かせないものになります。

また、カジュアルな友人との交流もまた、大切にしたいものです。就職して、家庭を持つとなかなか友人同士会えないことも増えてきます。まめに連絡をとっておくことも大事な仕事の一つです。

 

そして、潤い。旅行やお誕生会の計画だったり、家族のコミュニケーションを取る機会や記念になる思い出を作ることも、主夫の仕事です。

 

それって、本当に仕事なの?と思いますか?

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<暮らしを豊かにする家事>

僕は会社の総務部で働いた経験があります。そのとき、ビルの管理者の方とは密に連絡を取っていましたし、ほかの階の会社さんに挨拶に行ったこともありました。備品をそろえたり、契約書を整理したり。休憩室のお菓子や飲み物を充実させたり、BBQや社内イベントなどの企画をしたり。

やっぱりすべて、「間接部門」の仕事なんですね。「福利厚生」とも言えるかもしれません。

 

最低限の家事だけをやるなら、家事にかかる時間を限りなく0にすることはできると思います。でも、専業主夫として家事を専門に行うことによって、「日々の暮らしをより豊かにする」ことができると思っています。

 

僕は、会社の間接部門で働いていたとき、「職場のみんなが主業務に集中できる環境、働きやすい環境」を作りたいと思って、それを実践することで会社に貢献しているのだ、と働いていました。

 

家事もそれと同じです。家族が「幸せに楽しく暮らせるように」働いています。

それは、決してお金にはなりませんが、得難い価値をもたらす行為だと思っています。

 

まぁ、実際、僕自身そんな立派に家事をしているかというと・・・怠けていることも多いし、全部一人でやっているわけでもありません。

誤解されないために言うと、満足に家事できていないからといって、責めることもありません。外で仕事してるのなら、なおさらです。

大変な仕事だし、ラクできる部分はどんどんラクしたい。そもそも一人でやるものではないし、家族でできることは家族みんなでやる。子どもに家事を教えるのもまた、重要な仕事です。

なんでもかんでも総務部呼ぶんじゃなくて、プリンターのトナーくらい自分で変えろよ、って感じですかね。

 

でも、このような認識を家族で共有すると、自分はすごく大事なことをしている、と思えるし、また家族にすごく大事なことをしてもらっていると思われるのではないでしょうか。

もし、家事や育児で悩んでいるのであれば、ぜひ自分の仕事に自信をもってください。そして、それを家族と共有してみてください。男女関係なく、シュフの仕事は大切なものだと思います。